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ハードコアとは。オールドスクールとは。極東仕様のINDYに漢を学ぶ。

釣りでいうとこの、シマノ、ダイワ、アブガルシア。

ドイツ車でいうとこの、VW、メルセデス、アウディ。

Perfumeでいうとこの、のっち、かしゆか、あーちゃん。(!?)

ちょっとでもスケートボードにハマったことのある方なら
"3大トラックメーカー"
"御三家"
ってやつを1度は耳にしたことがあるんじゃないでしょーか。

いすゞ、日野、ボルボ…じゃなくって

VENTURE、THUNDER、そしてINDEPENDENT。

現代スケートボードシーン40年超の歴史において、もはや欠くことはできないこれらのビッグカンパニーズ。
特にINDYことINDEPENDENTは3社の中でも最も古く、シーン黎明期から世界中にその名を轟かせ続けるトップブランドです。

ちょっと話を脇に逸らしますが
まず先にVENTUREとTHUNDER、しかもハードグッズの側面から、超個人的偏見多めで触れていきたいと思います。

まずはVENTURE TRUCKS。
一昔前の携帯電話業界でいったらNTT docomo的な、その分野の顔的な存在といって差し支えないと思います。
ご存知YUTO HORIGOME大先生が愛用することでも有名ですね。
長いウィールベースで直進安定性が高く、マイルドな挙動とハンドリング。
むしろ、ぜんぜん曲がらん!という声もよく聞くようなw
自分は使用感が一番しっくりくるのが昔っから何故かベンチャーで。ホッとする乗り味。
なんとなく足首や身体が硬い人のほうが相性良い気がしなくもないが…どうなんでしょう。
中でもLOW(車高が低い)モデルはいつの時代もテクニカルなスケーター達から絶大な支持を得ている印象があります。7.5インチの板にウィールも50mm前後の小さめで、とか。(世代がバレる)
そんな背景も相まって、ストリートスケート、HIPHOP、東海岸、オーバーサイズのクールで都会的な着こなし、そんなNEW SCHOOLなイメージがどことなく先行するトラックブランド。

もう1回言っときますけど、超個人的なイメージですよ?w

次にTHUNDER TRUCKS。
ベンチャーに比べるとだいぶクセの少ない、良くも悪くも器用貧乏な乗り味。
そしてなんといっても軽い。近年の超絶ホロウモデルなんかはけっこうびっくりするぐらい軽い。
道具なので「軽さが正義」な部分はやはりあるっちゃあるし、かといってそこまで耐久性を犠牲にしてる感じもないので高性能だなぁと感じます。
その軽さを活かしたアグレッシブなテクニカル勢や、逆におじさんを筆頭としたCHILLスケ勢にもファンがいる印象。初心者もサンダーがいちばんニュートラルでいいかもしんない。
反面、これといったブランドカラーはあまり強く感じられず、これは歴代ロゴやアパレルのデザインにも通じている部分かなぁと。
あくまでもギア先行のブランドというイメージ。ある意味最もスマート。
例えばTHRASHERやSANTA CRUZあたりとは違い、サンダーの服なんてスケボーかじってなきゃまず選ばないと思いますwまぁこれはベンチャーも同様で、そこがいいともいえるw

そして今回の主役INDEPENDENT TRUCKS。
まずこのロゴ、このアイアンクロスは誰しもが目にしたことあるんじゃないでしょうか。
アイアンクロスの起源は19世紀ドイツの軍事勲章にまで(もっというと西暦1200年あたりまで)遡りますが、戦後の退役軍人バイカーや、motorheadの故レミー・キルミスターをはじめとしたロックやヘヴィメタルのミュージシャン、彼らのようなアウトロー達にとってのアイデンティティの確立・独立(=まさにindependent)の象徴としてスケートボードやモトクロスといったエクストリームスポーツ界にも広まっていった経緯があるそうです。

昨今はコンプライアンス的な理由(おそらく)でめっきり使われなくなったロゴですが、やっぱindyったらアイアンクロスよね、というのをひとつ覚えときましょう。

なんかめっちゃ早口おじさんになってますがご容赦くださいw

時代のうねりや交差するカルチャーの渦の中で、偶然とも必然ともいえる流れで、文字通りそんな「十字架」を背負ったトラックブランドというわけです。
その特徴はなんといっても「タフ」で頼れる道具であること。そしてタフであるが故に「めちゃ重い」こと。このへんがまさに鉄の十字架。
でもこの「重さ」の味付けがまたかなり独特で、ベンチャーとは真反対の深く良く曲がるトラックなんですね。実重はあるのにクイックで軽快さもある不思議な乗り味。
んで丈夫であるということは、ハードで男気溢れるライディングスタイルとの相性がもちろん良くって。ストリートだけでなくデカいランプやボウルを好むスケーター、太いデッキや大きなウィールを好むダイナミックなスケーターからの信頼も厚いように感じます。
細身のロックな出で立ちのライダーがステアをぶっ飛んでたりとかね。そんなイメージすごくある。
御幣を恐れずに言えば、Dickiesとパンクロックの関係、みたいなもん?
ん?VANSか?ドクターマーチン?まあなんでもいいや、そんな「お互いがお互いを呼んでいる」状態。
この、乗り味とブランドのもつ硬派な世界観が、ある意味カルト的な支持を獲得しているんだと思います。
「漢は黙って」っていうやつですね。

<BUILT TO GRINDの図>

前置きが長すぎましたが、そんなINDEPENDENTから日本限定ラインの夏物新作が到着!!!!!!!

長え!!前置き!!!!長え!!!!!ww

しかしこういう予備知識の有無でモノへの愛着ってけっこう変わったりするし、、自分みたいなモンがガタガタ言うことで魅力がちょっとでも増してくれるならそれでいいんです。
あ、もちろんな~んも知らなくてもいいんですけどね!
インディ身にまとった清楚系のギャルとかいらっしゃっても全然いいんですけどね!
むしろゾクゾクしますよね!

ね!

とはいえindyトラックも時代の流れに合わせて軽量化やジオメトリーの変更など進化を重ねている2026年。
今回のアパレルコレクションも日本人の体型に合わせたシルエットの調整や、素材のリファインが施されているのが嬉しいポイント。
ただ、流行りのゲームシャツなんかがある反面、雰囲気抜群の芯なしメッシュキャップみたいな無骨アイテムもあったりして、「あ、やっぱindyぽくてイイな~」と感じるラインナップです。

"至高の存在であり続けるためには、スタイルを貫き通すことも柔軟でいることも大事なんじゃないの"

なんだかトラックの乗り味にも通じるそんなメッセージというか、スタンスというか。
ハッとするしグッとくる部分ではないでしょうか。
やっぱかっこいいぜ、INDEPENDENT。

てな感じで本日はここまで。
OHCAまつのべでした。
ではまた!